ICLと老眼*目標視力の話
サイズは特大。よつば@ソーシャルワーカーです。
ICLを受ける際に、目標視力をどこに設定するかは、カウンセリングや事前のシミュレーションでしっかり考えたいところ。
視力が悪い人にとって「1.5」や「2.0」は結構負担だと思うからです。若い方はピント調整力があり慣れるのも早いのですが、見えない生活を長く続けた「老眼世代」には、突然の変化に戸惑いがあるし、私は慣れるまで少し時間がかかりました。
現代の生活は、PCやスマホを見ることが多く、もしかしたら遠くを見る必要はあまりないかもしれません。仕事や趣味で、どの距離をどのくらいの時間見続けるのか。よく考えておかないと、後悔するかもしれません。
私のICL前視力は、(右)0.03(左)0.06でした。ただ、視力は日や時間帯によって結構変動があるようです。
・適応検査1回目は(右)0.06(左)0.06
・適応検査2回目は(右)0.06(左)0.1
老眼は「年相応」との診断で、下記の表を目安にすると
・手術後→ +2.0(100均で購入した老眼鏡は+1.0でも見える)
メガネは1.2で作っていたので、それに合わせることに決めました。最初は医師やカウンセラーから「1.5」で話があったのですが、きっと疲れるだろうと思い、少し落としてもらいました。
ネットなどで「ICLが馴染まなかった」という記事を見かけることがありますが、過矯正も要因の一つかもしれません。かといって弱すぎてもメリットがないので、どこに視力を合わせるかは、じっくり考える方がいいかも。
そして、手術をしても視力が安定するまで少し期間が必要です。私の場合は、翌日1.5~2.0近く見え、ものすごく目が疲れました。1週間後には1.5になり、1か月で1.2に落ち着きました。やっと慣れてきて、眼精疲労も減りました(まだ無くなってはいません)
✱ICL後はスマホ画面が見えにくくなりました。どのくらい見えにくいかと言うと、老眼鏡なしだとLINEのフォントサイズは特大でないと無理です。かなりですよ。