ICL*手術当日のこと①
激減した。よつば@ソーシャルワーカーです。
手術の待合で書いたメモを記事にしたものが、こちら。
手術当日は、快晴でした。
景気づけに何かお高いものを食べようかと思いつつ、決めかねて適当なカフェに入ってしまったことで、ちょっと気持ちが下降。至近距離での手術になるので、歯磨きをしてからクリニックに向かいました。
受付では「事前に渡した点眼薬はちゃんと使用されましたか?」と口頭で確認。「はい」と答えたものの、検査がないので分かんないだろうな~と思いました。私はちゃんと点眼していましたが、一日4回(2種類)+抗菌塗薬を使用しなければならず、結構面倒なので。
待合の椅子に座り、スタッフが点眼をしてくれます。
2種類点眼と、セルシン(精神安定剤)とロキソニン(鎮痛剤)を1錠ずつ服用。
15分後に、またスタッフが来て瞳孔を開く点眼薬と抗菌薬 計3種の点眼をします。
瞳孔が開くと、ライトの光線が刺さるような感じ。そんなに明るいライトではなかったので、下記画像のスターバーストが一番近い見え方でした。
そこからまた15分くらい待ち、手術室の中待合に移動。スタッフが案内してくれます。使い捨てのエプロンと帽子をかぶり、荷物はすべてロッカーへ。靴もスリッパへ履き替え。
リクライニングソファーに座り、さらに点眼。10分後にもう一度点眼。静かなBGMが流れていたので、リラックスして待つことが出来ました。通りかかるスタッフも「気分大丈夫ですか?」「お待たせしています」など声をかけてくれるので、すごく安心感がありました。
そして、サージカルテープを持ったスタッフが現れて・・・。
帽子の周りをおでこに沿って、ぐるっとテープで固定されました。さらにおでこ部分にネームシールを。
カタカナでフルネーム。貼る前に間違いないか確認を求められます。そして、シール貼付後は、この名前で呼ばれます。待合に3人ほどいたのですが、みんなデコに名前貼ってて、ちょっとふふってなりました。
(続く)
✱老眼鏡なしでは本やスマホが見えにくくなり、布団の中でスマホを触る時間が驚くほど減に。スクリーンタイムのスクショを取れば良かった…目に良くない習慣がひとつ減りました。
ICLと老眼*目標視力の話
サイズは特大。よつば@ソーシャルワーカーです。
ICLを受ける際に、目標視力をどこに設定するかは、カウンセリングや事前のシミュレーションでしっかり考えたいところ。
視力が悪い人にとって「1.5」や「2.0」は結構負担だと思うからです。若い方はピント調整力があり慣れるのも早いのですが、見えない生活を長く続けた「老眼世代」には、突然の変化に戸惑いがあるし、私は慣れるまで少し時間がかかりました。
現代の生活は、PCやスマホを見ることが多く、もしかしたら遠くを見る必要はあまりないかもしれません。仕事や趣味で、どの距離をどのくらいの時間見続けるのか。よく考えておかないと、後悔するかもしれません。
私のICL前視力は、(右)0.03(左)0.06でした。ただ、視力は日や時間帯によって結構変動があるようです。
・適応検査1回目は(右)0.06(左)0.06
・適応検査2回目は(右)0.06(左)0.1
老眼は「年相応」との診断で、下記の表を目安にすると
・手術後→ +2.0(100均で購入した老眼鏡は+1.0でも見える)
メガネは1.2で作っていたので、それに合わせることに決めました。最初は医師やカウンセラーから「1.5」で話があったのですが、きっと疲れるだろうと思い、少し落としてもらいました。
ネットなどで「ICLが馴染まなかった」という記事を見かけることがありますが、過矯正も要因の一つかもしれません。かといって弱すぎてもメリットがないので、どこに視力を合わせるかは、じっくり考える方がいいかも。
そして、手術をしても視力が安定するまで少し期間が必要です。私の場合は、翌日1.5~2.0近く見え、ものすごく目が疲れました。1週間後には1.5になり、1か月で1.2に落ち着きました。やっと慣れてきて、眼精疲労も減りました(まだ無くなってはいません)
✱ICL後はスマホ画面が見えにくくなりました。どのくらい見えにくいかと言うと、老眼鏡なしだとLINEのフォントサイズは特大でないと無理です。かなりですよ。
ICL手術に向けて⑥
揺れるのが見える。よつば@ソーシャルワーカーです。
ICL手術前の話、最終回。
①仕事や生活の調整
②お金の確認
③家族への説明→いまここ
家族への説明をどうするか・・・反対されても自分のことなので受けるのですが、万が一のリスクもあるので、きちんと説明をしておこう。そう思って、話をしました。
私「あのな~眼鏡をかけなくても生活できる手術があってさ~」
家族「白内障みたいなやつ?」
私「そうそう、結構高額で。お金は出すんやけど、どう思う?」
家族「ええんちゃう、医者は専門家やろ」
・・・みたいな感じで、とても前向きな感じで聞いてくれました。
手術中に何かあった場合に緊急連絡が入ることも説明。リスクも考慮し、家族同伴で手術に来る方も多くおられましたが、私はクリニックのすぐそばのビジネスホテルを予約し、ひとりで行きました(術後は視界がぼやけ結構歩くのも怖いので、家族の車かクリニックの近所に宿泊がベストです)
あと、手術までのスケジュールですが、レンズ在庫があるとホント早いです。ネットでは「3か月くらい待った」など書かれてありましたが、私は2週間で手術でした。
1回目の適応検査→1週間シミュレーション→10日開けて再度適応検査+カウンセリング→2週間後に手術。正直、シミュレーションした時は迷いも出て「もう一生メガネでもいいかな~」と思ったり。
そんな時に、もう一度夢ノートを見て思いを確認。
1か月ほどが経過しましたが、日が経つにつれ「受けてよかった」との思いが強くなっています。手術日のことや、その後の視力の変化・心境などを、今後ぼちぼち書いていきます。
*久しぶりに露天風呂に行きました。遠くにある木の葉が風に揺れているのが、くっきり見えました。前は裸眼で入浴のため、転倒が怖く足元ばかり見ていたので、とても新鮮でした。
ICL手術に向けて⑤
探さなくなりました。よつば@ソーシャルワーカーです。
まだ書きたいことがあるのでICLネタ。
手術決心後に必要なことは、下記の3つ。
①仕事や生活の調整
②お金の確認→いまここ
③家族への説明
モノビジョンのシミュレーション、私は結局ダメでした。もう気分が悪くて、酔いそう。
感じた違和感は下記の通り。
・弱い視力で調整した目が、靄がかかっているように感じた(見えなさ過ぎて)
・奥行き感が上手く掴めなかった。そのため外を歩くのが怖い。
・手元が大きく歪んで見える。特にスマホの画面がこんな感じに見えました。
何だか目がおかしくなりそうで、これは無理と判断。
私が最終的に選んだのは『普通に近視矯正+老眼鏡生活』です。遠近両用レンズは夜間運転のリスクを考慮し断念。右目は乱視が強かったので乱視用、左は「乱視はあるけど弱いので、普通のレンズでも行けるでしょう」と勧めていただきました。
レンズ代は一括もしくは分割(医療ローン)のどちらかで支払い。分割金利が年12%だったので、迷わず一括にしました。3年間のレンズ交換保障と1年間の定期健診・緊急時の受診・目薬を含めた金額で、術後に使用する保護メガネ代は別途必要でした。
総額60万ちょい・・・お金の捻出も大事ですが、自分のQOLもきちんと考えておくことが一番必要です。ただ、2017年に調べた時は100万超えと言われたICL、ずいぶんお安くなったんだなー。
(続く)
*ICLをし約1か月経過。やっとメガネのない生活に慣れ「メガネどこや!」と探さなくなりました。代わりに老眼鏡は探していますけど。
ICL手術に向けて④
白かぁ。よつば@ソーシャルワーカーです。
まだまだICLネタの続きです。
手術決心後に必要なことは、下記の3つ。
①仕事や生活の調整
②お金の確認→いまここ
③家族への説明
お金の問題は切実。何故ならICLは超高額だからです。
遠近両用か否か、乱視有りか否かで結構金額も変わります。私は遠近両用メガネをメインで使っていたので、最初はそのつもりで相談をしました。すると先生から
「遠近両用ICLは、夜間のハローグレアが結構ひどいですよ」と。夜間に運転する機会が多ければ、あまりお勧めしないとも。
そして先生はこんなことも。
「よつばさんは年相応に老眼が進んでいるから、結局老眼鏡は手放せませんよ。あまりメリットは感じないかもしれないので、白内障になる年齢を待って手術する方法もあるので、よく考えて」と。
もうひとつは、モノビジョンという方法もあると教えていただきました。
モノビジョンは、利き目を遠くに・もう片目を近くにピント合わせをする方法で、慣れれば老眼鏡いらずとのこと。意図的に左右に視力差を作れるそうです。ただ難点は、その見え方に脳が慣れるまで時間がかかること(先生の説明では1~3か月くらいかなぁ~とのこと)あと、「見え方に神経質な方には苦痛だと思います」と。
そして、シミュレーション用にモノビジョン仕様のソフトコンタクトを処方してもらいました(適応検査に含まれるので無料でした)
(続く)
*職場のお昼休み、昼食を取ろうと移動していると、施設利用者の方から声をかけられました。「よつばさんご飯食べるの?」私が「はい、今からですよ」と答えると・・・「買ってあげようか、白ご飯」・・・まさかの白でした。