既に満たされていた
よつば@ソーシャルワーカーです。
以前こんな記事を書きました。
50代に差し掛かり、人生も緩やかにピークアウトする時期。
それでも心のどこかに「まだまだ足掻く必要があるのでは?」という思いがありました。今いる場所は自分の居場所ではない。そんな感覚です。その根底にあるのは、何だろう?何が足りないのか、どうなったら自分は満たされるのか?
色々と自己分析をしたり、自己啓発本を読んだり、セミナーを受けてみたり。「頑張ること」「努力すること」に大きな価値があると信じて疑わなかったし、そうすることでしか自分を保てなかったのかもしれません。
そうして自己分析ジプシーを続けているうち、あるメンタルコーチとの出会いがありました。
ブログやメルマガ、体験セミナーを受けること3ヶ月。この人は間違いなく、私のメンターになる人だ。そんな確信があり、コーチング開始。
自分の解釈で目の前の現実を見ている
コーチ曰く、人は1日に5〜6万回の内的言語を呟くそうで、私の場合多くがネガディブです。
「もっと痩せてたらいいのに」
「もっと美人だったらよかったのに」
「もっと楽しんで出来る仕事に転職しようかな」
「今いる土地のここが気に入らない、だから移住したい」
・・・書いているだけで負のオーラが漂ってきますが、頭の中を言語化するとこんな感じ。
こういう時、人は「今目の前にあるもの」に対して自分なりの解釈をつけて見ている状態。不足感に着目しているわりに、それを解消するための具体的な行動を取っていないんですね。
中でも『今いる土地の〇〇が気に入らない、だから移住したい。』
この思いは数年前から持っていて、モヤモヤし続けていました。
「今あるものを、そのまま見る」
じゃあ、具体的にどんな土地だったらいいと思ってるの?自問を繰り返し、リスト化してみました。
・ほどよい規模の街がいい
・自然豊かで趣味のハイキングなどアウトドアを楽しみたい
・本屋や図書館は徒歩圏内にあるといいな
・空がきれい
…他にも色々あり、ザーッと書き出した後で、2時間ほど散策をしてみました。
結局のところ、「条件」として求めていると思っていたものは、今の土地ではすでにほぼ全て満たされていて、根本的な不満は全く別のところにあることに気づきました。 (続く)